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INTERVIEW-Vol.29 緑義人 -前編

INTERVIEW-Vol.29 緑義人 -前編

奄美大島の南東部に位置する瀬戸内町嘉徳。山に囲まれ、手付かずの自然を残す入江には、16世帯が暮らす小さな集落がある。絶滅危惧種に指定されているオサガメの産卵上陸が日本で唯一記録されたという浜を懐に抱き、奄美固定種で絶滅を危惧されるアマミノクロウサギが多く生息する森を背負う土地。2021年7月に「奄美大島、徳之島、沖縄北部及び西表島」がユネスコ世界自然遺産として登録され、嘉徳はそのバッファーゾーン(緩衝地帯:世界遺産を保護するための周辺区域)に指定された。そんな重要な場所の浜で、現在、護岸工事が始められようとしている。一方で、自然と共存する活動が、地元の人々やサーファーたちによって行われている。奄美で生まれ育った緑義人さんは、そんな様子を見守りつつも、自然のあり方を淡々と案じている。緑さんに島を案内してもらいながらうかがった話を2回に分けて紹介。自然と共存するための活動、サーファーとし...

| 国際環境NGO Surfrider Foundation Japan |

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