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INTERVIEW-Vol.33 辻裕次郎

INTERVIEW-Vol.33 辻裕次郎

県境を越えて高知に入り少し行くと、生見の浜がある。さほど大きくもない波を滑らかにターンして、力強くリッピングを決めるサーファー。この海のどんな波も知っていると言わんばかりの余裕と謙虚さを持ち合わせた華麗な姿に、思わず目を奪われる。その彼がこちらに気づき、真っ黒に焼けた人懐っこい笑顔で挨拶をしてくれた。徳島県、海部。「日本のリバーマウス」と名の知れた、世界有数の波が立つその土地に軸を置き、プロサーファーとして活躍する辻裕次郎さん。2014年、日本のプロサーフィンチャンピオンに輝くという経歴をもつ。コンペティターとしての優れた才能を発揮すると共に、フリーサーファーとしてサーフィンを愛し、地元の自然を大切に思い、10年、20年後を見越した環境保護の必然性を伝えようと行動を起こしている。我々サーファーの言葉を受け入れてもらうためには、まずは世間でのサーファーのもつ古いイメージを払拭し、諸外国...

| 国際環境NGO Surfrider Foundation Japan |

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