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マラソン高速化はシューズ開発競争の歴史と共にあり!?

マラソン高速化はシューズ開発競争の歴史と共にあり!?

人類が1km3分ペースを切って42.195kmを走り切ったのは、1998年のベルリンマラソンで2時間6分5秒の世界最高記録を打ち立てたロナウド・ダ・コスタ(ブラジル)が初めてでした。それ以前の男子マラソンの世界最高記録は1988年にベライン・デンシモ(エチオピア)がマークした2時間6分50秒で、デンシモの記録が破られるには約10年もの月日を要しました。ところが、ダ・コスタの記録は、わずか1年で、ハーリド・ハヌーシ(モロッコ、その後アメリカに帰化)によって破られてしまいます。そして、そこから一気に高速化が進みます。現在の世界記録は、エリウド・キプチョゲ(ケニア)の2時間1分39秒。キプチョゲは2019年10月にウィーンで行われた「イネオス1:59チャレンジで」で、非公認ながら人類史上初めて2時間を切る1時間59分40秒というタイムをマークしています。つまりは、1998年のダ・コスタの記...

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