Web header banner

樹木医が見つめる、人と森のよりよい関係〈HARDWOOD〉片岡日出美

樹木医が見つめる、人と森のよりよい関係〈HARDWOOD〉片岡日出美

全国に有資格者はおよそ3,000人。科学的知見で樹木診断を行い、治療やその後のメンテナンスを行う樹木医。よりよい森を、樹木を後世に残すために、樹木医が果たす役割とは。 筑波山の中腹にある知足院中禅寺のシンボルといえば、大御堂の脇にそびえる、樹齢約300年の3本のスダジイ。幹周りは約7.5m、樹高は約20m、“巨木の宝庫”といわれる筑波山でひときわ威容を誇る御神木である。そのスダジイの幹を木槌で叩いているのが、樹木医の片岡日出美さん。寺からの依頼を受け、“樹木医の三種の神器”こと木槌・鋼棒・ルーペを駆使して古木の診断を行っているところだ。

| mark |

アプリで続きを読む

この記事の続きを読む