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栽培と採取と、人が集まる場づくり。3つの軸で目指していること。 〈苗目〉井上隆太郎

栽培と採取と、人が集まる場づくり。3つの軸で目指していること。 〈苗目〉井上隆太郎

200種類以上のハーブ・エディブルフラワーを栽培し、野山で自生植物を採取する千葉県鴨川市の〈苗目(なえめ)〉。今年の春、新たに人が集まる拠点が生まれた。 園芸業界で植物の仕入れや装花、ディスプレイを担当していた井上隆太郎さんが、生産者に転身したのは2014年。無農薬・無化学肥料でハーブやエディブルフラワーの栽培を始め、その約1年後には千葉県鴨川市に家族で拠点を移した。鴨川で出合った土地や里山など範囲を拡大し、植物の「栽培と採取」をテーマにした〈苗目(なえめ)〉の活動はさらに本格的に。そして2023年の春、井上さんが長い時間をかけて進めてきた場所が、シェアファームや直売所&カフェという形で、一般に解放され始めた。地域に開いた、オープンな場づくり耕作放棄されていた農地を2年前に買い取り、始めたシェアファームは今年で2シーズン目を迎えた。F1品種の禁止、無農薬、無化学肥料をルールに、...

| mark |

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