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才田直人の“自転車ワーケーション放浪旅”第十八回 / 雨で良かった。雨の日こそ走りたい道。梅雨を楽しむ。

才田直人の“自転車ワーケーション放浪旅”第十八回 / 雨で良かった。雨の日こそ走りたい道。梅雨を楽しむ。

青空の下、太陽の日差しを浴びながら、風を切って疾走し、絶景を味わう。これがサイクリングの魅力であることは間違いない。しかし太陽にも休暇は必要なんだろうと思う。もうすぐ、どんよりとした空模様が続く梅雨のシーズンがやってくる。梅雨はサイクリストにとって最も憂鬱な季節の一つである。しかし、そんな雨を少しでも楽しめたら、どんなに素晴らしいことだろう。雨の日こそ走りたい。走っていて、ふとそう感じたことはないだろうか?静寂の清流 四万十川高知県西部を流れる日本屈指の清流として名高い四万十川。川沿いを走っていると、あまりにゆったりと大らかな流れであるために、どちらが上流かわからなくなることもある。峠道が九十九折で勾配を緩くするように、この河も大きな蛇行を繰り返すことで、穏やかに流れている。どんよりとした空の下、大きく蛇行して流れる四万十川。高知県西部の街、宿毛(すくも)に滞在していた私は、雨が止ん...

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