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40年ぶりによみがえった古道 「伊藤新道」に 避難小屋を建てる プロジェクトが進行中

40年ぶりによみがえった古道 「伊藤新道」に 避難小屋を建てる プロジェクトが進行中

約40年ぶりによみがえった伊藤新道をより安全に歩くために かつて多くの人が歩いたものの、荒廃が続き、使われなくなった道。日本各地にあるこのような廃道が再び歩けるようになることは非常にめずらしいが、今年の夏、あるひとつの道が約40年ぶりに復活を遂げた。 伊藤新道――その名の通り、北アルプスの三俣蓮華岳近くに建つ三俣山荘の主人であった故・伊藤正一さんが、ふもとの大町から小屋へ向かう最短ルートとして1956年に拓いた道だ。吊り橋の損壊などによって1980年前半ごろから通行困難となっていたが、この道を再び歩けるように整備を続けたのは、正一さんの長男である伊藤圭さんと奥さんの敦子さん。自身の子ども時代に興奮とともにこの道を歩いた体験を胸に、「みんなが夢を見られるフィールドを作ろう」と思い立ち、2020年から本格的に再生へと取り組むことに。 2022年、クラウドファンディングで整備...

| フィールドライフ |

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