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敗者の視点から:ロードバイク・ファクトリーチームの全日本選手権

敗者の視点から:ロードバイク・ファクトリーチームの全日本選手権

(写真 辻啓 文 中村浩一郎) ヨーロッパを本場とする自転車ロードレースには、「2位以下はすべて同じ」という格言がある。一年に一度開催される世界各国の国内選手権はその最たるもので、優勝者とそれ以下は天と地の差。島根県で開催された全日本選手権に優勝候補として臨んだ「チーム ブリヂストン サイクリング」の戦いぶりを、現地で取材したジャーナリストの中村浩一郎氏がレポート。 自転車ロードレースの世界では、6月の最終日曜日はロードレースの各国選手権の日とされている。そのためこの日に、世界各国でその国の選手権を勝利する者、すなわちチャンピオンが決まる。2018年は6月24日がその日。日本では、島根県益田市を舞台に全日本選手権が開催された。距離は213km。総獲得標高は約4000m。6時間に及ぶ戦いとなった。

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