Web header banner

箱山登山 中野市を一望する里山

箱山登山 中野市を一望する里山

長野県の東北部、中野市と山ノ内町を隔てる山脈の先端部に箱山がある。 街からの高低差は300〜400mといったところ。 中野市から一定の高さを保ちながら、隣の市町村へと尾根を繋いで高山村まで伸びる。 まるで展望台のような位置にありながらも、手軽さと身近すぎる立地からか、登ったという話しを耳にすることもなく、北側斜面の土木工事で削られている様を見ているばかり。 志賀高原へと登っていく道中に見える小さな山といった程度だった。 箱山の南側には箱山峠という中野市と山ノ内町と繋ぐ街道があり、さらに南側に続く斜面の上には高梨氏の鴨ヶ嶽城跡が残る。 高梨氏は小豪族とはいえ、地形を活かした建築物の遺構を見るのは里山登りとしては魅力的で、このエリアを歩くからこそ歴史を見て楽しみたいところだった。

| 登山百景 |

アプリで続きを読む

この記事の続きを読む