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世界遺産「熊野古道を行く」山麓から180町の町石道を歩く

世界遺産「熊野古道を行く」山麓から180町の町石道を歩く

神々が鎮まる特別な地であり、日本の宗教の原点とも言える紀伊山地には、熊野三山、高野山、吉野・大峯の三つの霊場があり、それを結んでいるのが熊野古道。『紀伊山地の霊場と参詣道』として世界遺産登録されています。道として世界遺産に登録されているのは、スペインとフランスにまたがる『サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路』と、熊野古道の二つだけ。筆者は、熊野古道が大好きで、度々訪れているのですが、暑い季節は高野山がベストだと思っています。山上の標高は約1000m、深い森に囲まれているため、都市部と比べると10℃くらい涼しくて快適です。というワケで、梅雨のさなかに「町石道」を歩いてきました。弘法大師が月に九度通ったとされる道「九度山」と言えば、関ケ原の合戦後に真田幸村が蟄居していた地として知られていますが、地名の由来は弘法大師にあります。高野山を開いた弘法大師の母が、山麓の「慈尊院」というお寺に...

| ソトラバ |

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