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筆とまなざし #102「根の上高原のキャンプイベントのための岩場整備」

筆とまなざし #102「根の上高原のキャンプイベントのための岩場整備」

取材旅行からしばらくぶりに家に帰りました。ずいぶんと涼しくなっていて、すでに稲刈りを終えた田んぼもちらほら。田んぼの上をトンボが飛び始めていました。アトリエ小屋へと続く道には青く小さな露草が一面に咲き、先日の台風で道を塞ぐように折れた赤松が横たわっていました。この辺りの赤松はどれもこれも松食い虫にやられているのです。来週末(9月15日、16日)、近くの根の上高原でキャンプのイベントが行なわれます。ぼくはクライミング体験会の担当で、近くの岩場を新しく開拓し始めたところなのでした。瑞浪の岩場に似た結晶の荒い花崗岩。このあたりは中央アルプスから豊田にかけて続く花崗岩地帯に属しています。笠置山は凝灰岩なのですが標高の低いところは花崗岩になっています。岩が点在しているとはいえ、あまり大きなものはなく、数も多くはありません。それでも体験イベントを行なうには十分なポテンシャルがあるし、近辺を探せば...

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