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独鈷山 雨首 象徴的な北面の岩峰へ(9月)

独鈷山 雨首 象徴的な北面の岩峰へ(9月)

雨首から見る鉄城山 独鈷山はいくつもの岩峰が並ぶ険しい山です。 山全体が厚い木々に覆われているため、そういった印象も受けづらいですが、登山道へ入ると切り立った岩尾根や、ロープが必要な峰がいくつもあります。 雨首は独鈷山の中で最も存在感のある岩峰といえます。 北側に位置し、小雨首と雨首が並び、山頂部を際立たせるようなゴツゴツとした形を作っています。 雨首からは市街地が広く眺められるのですが、さらに山頂へと続くルートがあります。 雨首と並んで聳え、山頂部と岩尾根を結ぶ鉄城山は天ツ峰と呼ばれていたそうです。 砂鉄を産出する山として名付けられたそうで、この鉄城山が信仰の対象になったとも伝えられています。 八大竜王という大蛇が住み、雨首はその竜王の頭に似て竜ノ峰と呼ばれているようです。 そんな伝承を知ってから、雨首に登り、鉄城山を眺めると思いも一際強くなるように思います。

| 登山百景 |

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