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【忘れがたいあの道を、もう一度】 #07 神奈川県・渋沢丘陵 表丹沢を従え歩く、のどかな里山の道

【忘れがたいあの道を、もう一度】 #07 神奈川県・渋沢丘陵 表丹沢を従え歩く、のどかな里山の道

物語の伝わる低山里山、神気に満ちた山岳霊峰を歩いている低山トラベラーです。日ごろ気がつくと思いを馳せる、忘れがたいトレイルってありますよね。低山ときどき高山で出合った、もう一度歩きたい“あの道”のことを、さっと書き留めていきます。 執筆:大内 征/低山トラベラー 初冬を迎えるころになると、渋沢丘陵のことを思い出す。“神奈川の屋根”と呼ばれる丹沢山地の南に位置する表丹沢を眺めながら歩ける、まさに丘陵ハイクの道だ。標高100m~300mほどのゆるやかな里山に集落が点在し、高低差は小さい。けれど、田畑と人の営みの織りなす風情がたっぷり残っていて、まさしく里山トレイルといった風。抜けのいい大きな展望と、陽だまりとからっ風に季節を感じながら歩く道は、初冬ならではの気持ちよさなのだ。

| .HYAKKEI |

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