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LSDの祖、佐々木功を知っているか – スロージョグにまつわる6つのこと⑤

LSDの祖、佐々木功を知っているか – スロージョグにまつわる6つのこと⑤

欧米を中心に普及し、アメリカ空軍のトレーニングにもスロージョグが取り入れられる時代。ほどよい有酸素運動の効果が実証され、スロージョグが身体にいいというのはもはや定説となっている。さまざまなトピックからスロージョグのよさに迫ってみよう。関連記事:スロージョグが身体にいい理由ソウル五輪で女子マラソンの代表として走り、アジア大会では金メダルに輝いた浅井えり子選手は、LSD(ロング・スロー・ディスタンス)と呼ばれるトレーニングを行っていた。これは彼女を指導していた佐々木功監督が、「時間をかけて、ゆっくりと、長い距離を走る」と、身体の末端の眠っている毛細血管を目覚めさせ、競技能力を向上させると提唱していたもの。マフェトン理論にも通ずるものがある。残念ながらガンにより52歳の若さでこの世を去ったが、1984年刊行の著書『ゆっくり走れば速くなる』(ランナーズ刊)でLSD理論を世に紹介し、当時の市民...

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