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脱ストレス社会。腹式呼吸で、副交感神経は活発になる

脱ストレス社会。腹式呼吸で、副交感神経は活発になる

自分では直接制御できない自律神経。でも、心拍数を意識すれば、交感神経と副交感神経のバランスを把握することができ、ひいてはバランスの良い“状態”へと意識的につなげることができるはずだ。ここでは心拍数を通じてどのように身体の状態を知ることができるのかをみていこう。(監修 沢田秀司(順天堂大学 COI プロジェクト室 博士研究員)/イラスト 藤田翔/編集・文 村松亮)ストレス社会の現代では、日常生活中に交感神経が優位となることが頻繁にある。そうした身体が緊張状態にあるとき、心臓も大忙しで、心拍数も速い。心拍数を安静時に近い数値までに落とす方法の一つに腹式呼吸がある。普段は無意識下にある呼吸を、意識しながら腹式呼吸を行うことで肺の下にある横隔膜が上下運動し、横隔膜周辺に密集する自律神経が刺激され、副交感神経が優位になる。どうやら「落ち着くには深呼吸」は理に適っていたようだ。監修:沢田秀司順天...

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