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「なぜ人間は泳ぐのか?」Speedo主催のトークセッションから好著を読み解く

「なぜ人間は泳ぐのか?」Speedo主催のトークセッションから好著を読み解く

どんな分野であれ、勇気づけられる一冊というものにはなかなか巡り会えない。読んですぐに体を動かしたくなるような本なら、なおさらだ。アメリカのジャーナリスト、リン・シェールによる『なぜ人間は泳ぐのか?』(太田出版)を読んだ直後、僕はプールで、ただ泳ぎたい感情にとらわれていた。2012年にアメリカで出版され、日本には翌年に翻訳が出たこの本を知ったのは、先日Speedoが開催したトークショーでのこと。この『なぜ人間は泳ぐのか?』にインスパイアされたショートフィルム “WATER BABY” をこの日に合わせ作り上げたドキュメンタリアンのYU NAKAJIMA氏と、この本の翻訳者である高月園子氏が、泳ぐことについて語り合うセッションだった。世界中の旅先で泳いでいるというスイマーの高月氏が、各国のスイミングロケーションを写真つきで紹介すると、アメリカやドイツなど国際的に活躍するNAKAJIMA氏...

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