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スポーツという枠を超越した存在へ ノア・ライルズ

スポーツという枠を超越した存在へ ノア・ライルズ

(写真 水上俊介 文 和田悟志)ボルトなき陸上短距離、群雄割拠時代 2017年、世界陸上ロンドン大会で陸上競技スプリント界のスーパースターが現役を退いた。そのスーパースター、ウサイン・ボルトは、100m9秒58、200m19秒19の世界記録をもち、人類最速と呼ばれた男だった。ボルトが残した功績はあまりにも大きく、彼が現役引退を表明した頃*から、我々メディアは、“ネクスト・ボルト” 探しに躍起になった。*2013年に、2016年のリオデジャネイロ五輪での現役引退を表明。その後一度は撤回したが、2017年の引退を再度表明した実際、時を同じくして、“ネクスト・ボルト” 候補は、次々と現れた。リオ五輪では、1994年生まれのアンドレ・ドグラス(カナダ)が、100mで銅メダル、200mで銀メダルと個人で2つのメダルを獲得したほか、4×100mリレーでも、アンカーとして前を走る日本チームに迫った...

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