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宮澤崇史「全日本選手権ロードレース2019」

宮澤崇史「全日本選手権ロードレース2019」

6月30日、全日本選手権ロードレースが富士スピードウェイで行われた。1周10.8kmのコースを21周する227kmで争うレースだ。天候は雨。時折ゲリラ豪雨になるという予報もあり、レースが中断される心配もあったが、最後まで熱い熱いバトルが繰り広げられ、2019年の勝者は入部正太朗(シマノレーシング)となった。スタート前、直前まで体を冷やしたくない選手のジャケットを取りに集団に入っていくと、普段のレースとは全く違う、懐かしい雰囲気を感じた。そう、この日は誰が一番になるか、それだけを目的とした戦いの場だ。選手を送り出すスタッフは、ここまでが仕事。そして補給を渡しながら、ただただ自分の送り出した選手の走りに祈ることしかできない。それをわかっている選手は、自身の最高のパフォーマンスを出すために、確認作業を繰り返し繰り返し、修正を入れ、ライバル選手たちの動きに目を光らせレースを進める。 新城幸也...

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