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ファットアダプテーションを実践して、脂質をエネルギーとして使える身体に

ファットアダプテーションを実践して、脂質をエネルギーとして使える身体に

(写真 藤巻 翔/文 礒村真介(100miler) )糖質と脂質。人間はこの2つをバランスよく燃焼させることで基礎代謝を保ち、活動している。このうち糖質のほうが高い出力を得られるためスポーツ中の主たるエネルギー源になるが、一度に身体へと蓄積しておける量はほんの僅かだ。一方で脂質は脂肪としてほぼ無制限に貯めることができる。そこで「安静時でも運動時でも、脂肪をもっと効率的にエネルギーとして利用できる身体に調整しよう」というのがファットアダプテーションだ。具体的なメリットや実践法は以下および「mark11 トレーニングは贅沢時間」本誌P126で詳解するが、主には日々の食生活を変えていくことで身体の内部をアダプトさせていく。するとトレイルランなどの競技では、エネルギー源として脂質の割合を増やすことで高いパフォーマンスが長時間、安定して維持できるようになる。また普段の安静時の脂質代謝が高まれば...

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