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パワートレーニング 走力をデータで把握し、効率の良い走りへ

パワートレーニング 走力をデータで把握し、効率の良い走りへ

(写真 藤巻 翔/文 礒村真介(100miler) )サイクルロードレースの世界ではよく知られているパワートレーニング。実は今、ランニングの世界でも早い人は導入し始めている。自転車の場合はペダル付近のクランクというパーツ内部にパワーメーターを設置して測定するが、ランニングでは主に靴紐に小さなポッドを装着し、ワンストライドごとのパワー(出力/単位はW=ワット)を測定する。名著『Lore of Running』の中で、南アフリカの生物学者ティム・ノークス博士はこう述べている。「ランニングのパフォーマンスを知るには、ランニングエコノミーが最も正確な数値である」と。ざっくり効率的なフォームと言い換えることができ、パワーメーターの登場によりようやく数値として算出することが現実的になった。また、パワーを測定することで練習メニューの強度も正確に把握、調整できるようになる。この2つが大きなメリットだ...

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