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筆とまなざし#140「9月公開の『フリーソロ』。試写会に参加してきました」

筆とまなざし#140「9月公開の『フリーソロ』。試写会に参加してきました」

『フリーソロ』の試写室は、オフィス街の一角の地下にありました。ちょうど入り口は工事中で、細い路地を入った裏口からエレベーターで地下一階へ。たくさんの映画のポスターが貼られたなかに、エルキャピタンを登るアレックス・オノルドの姿がありました。昨年のクライミング映画の目玉が『ドーン・ウォール』なら、今年は間違いなく『フリーソロ』です。どちらもアメリカでは2018年の公開でしたが、昨年日本で公開されたのは『ドーン・ウォール』のみ。『フリーソロ』は日本では観られないかと思っていたところ、クライミングドキュメンタリー映画にしてアカデミー賞を受賞したことから話題になり、9月6日から全国で公開されることになっています。主人公のアレックス・オノルドは数々の難ルートをフリーソロ、つまりロープを付けずに登ることで有名なクライマー。ロープを付けないということは、フォール(墜落)はすなわち「死」を意味します。...

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