宮澤崇史「失敗はしてもいい」
「失敗はしてもいい」なかなか言えない、この言葉。特に今の若い選手を見ていると、親世代と話していても、子どもの失敗をいかに少なくするかばかりを考えすぎて、道を閉ざしていることに気づきます。僕が子どもの時もそうでした。親は僕の行動や選択に対して「そうじゃない。もっと周りを見てごらん」「そんなことしてる人いないでしょ?」と言い続けました。しかし、周りがそうしているからそれが正しいという理由に同意することが出来ない自分が常にいて、沢山の失敗をしてきました。それらの全てをトータルでみると、間違って失敗することはだんだん少なくなり、親が経験したことのないことに対しては自分で決められるようになりました。この経験こそが、自分自身で人生を決定していくきっかけになったのです。誰かにとっての失敗は、本当に自分に当てはまるのか?そんな時に相談するべきは、自分の考えを経験したことのありそうな人。やってみるべき...
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