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最後の箱根への覚悟 竹石尚人

最後の箱根への覚悟 竹石尚人

(写真 古谷 勝 / 協力 アディダスジャパン)青山学院大学の連覇が途絶えた今年の箱根駅伝。「東海がくる」「東洋が王座奪還を虎視眈々と狙っている」と、前情報でヒートアップしながら、終わってみれば王者の貫禄を見せて4連覇を達成した昨年同様、「今年も最後には青学」という予想が多かったなかでの敗北は、大きなサプライズだった。神野大地に変わる新たな山の神としての期待を背負いながら、ブレイクする走りを見せることができずに終わった竹石尚人。今年はもちろんのこと、足が攣りながらもクレバーな対応で4連覇を引き寄せた2018年の走りですら「個人としては不完全燃焼」と語る。箱根ではまだ納得の走りはできていない。ラストイヤーとなる2020年の箱根へ、彼は何を思って過ごしているのか。合宿シーズンへ入る前に、その思いを少しだけ聞くことができた。『大事なレースで結果を出すために』アスリートというよりも“シティボ...

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