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筆とまなざし#152「創立50周年の‟中津川労山”。地元山岳会の熱き活動」

筆とまなざし#152「創立50周年の‟中津川労山”。地元山岳会の熱き活動」

かつて所属していた地元の山岳会が今年で創立50周年を迎えました。中津川勤労者山岳会、通称「中津川労山」です。かつてというのは、高校生のときとUターンしてからのしばらくのあいだ所属していたからで、現在は会員ではありません。クライミングがしたい、本格的に登山がしたいという高校生を勤労者でもないのに入会させてくれたことは、その後のぼくの人生に大きな影響を与えたといっても過言ではありません。50年以上前、登山ブーム真っ盛りの時代に、ここ、岐阜県中津川市には「中津川登行会」という山岳会がありました。「中津川登行会」には若かりしころの親戚のおじさんが所属しており、北アルプスの岩壁に足繁く通っていたといいます。その後、若い会員たちが新しい会を作るに至りました。それが「中津川労山」でした。1980年代から90年代にはヨーロッパアルプス三大北壁の登攀やヒマラヤの未踏峰への遠征など、先鋭的かつ精力的な活...

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