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忘れがたいあの道を、もう一度|#20 静岡県・三筋山、相模灘と天城山を眺め歩くゴールデントレイル

忘れがたいあの道を、もう一度|#20 静岡県・三筋山、相模灘と天城山を眺め歩くゴールデントレイル

物語の伝わる低山里山、神気に満ちた山岳霊峰を歩いている低山トラベラーです。日ごろ気がつくと思いを馳せる、忘れがたいトレイルってありますよね。低山ときどき高山で出合った、もう一度歩きたい“あの道”のことを、さっと書き留めていきます。 執筆:大内 征/低山トラベラー 紅葉のシーズンが進むと、紅く色付いた木花の覆う山はもちろんだけれど、黄金色に輝くススキの群生する山のことをよく思い出している。風に波打つ波紋のごときススキのウェーブが、どこまでも続く山肌をサワサワと吹き流れていくイメージがすぐに浮かぶのだ。そんなとき、ああ、あの道をまた歩きたいなあと、デスクのカレンダーをめくる。 たとえば伊豆半島の三筋山は、そこに佇むだけで気分が高まる「金色の野」が広がっていて、相模灘沖の伊豆大島と半島を代表する名山・天城山があまりに広大であり、歩いて飽きない見て飽きない、気晴らしに打ってつけの山だと...

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