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東京マラソン2020が示した日本マラソンの明るい未来

東京マラソン2020が示した日本マラソンの明るい未来

新型コロナウィルス感染症拡大予防のため、一般の部を中止し、エリート部門のみの開催となった2020年の東京マラソン。いち早く大会規模縮小を発表したものの、その後の社会状況の急変により、むしろ槍玉にあげられることも少なくなかった。編集部でも参加予定のメンバーは泣く泣く決定を受け入れたし、多くの人が出走や沿道での応援を諦め、エリートの戦いをTV中継中心に観戦することになったのはご記憶の通りだ。それによって、より鮮明になったのは東京五輪へ向けた、選考レースとしての意味合いだ。最後の1枠を懸けたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナルチャレンジの舞台として、男子には福岡国際マラソン、東京マラソン、びわ湖毎日マラソンが用意されていたが、巷では最も高速な東京マラソンが本命の舞台になるだろうと目されてきた。その予想通り、スタートラインには日本記録保持者大迫傑を筆頭に、前記録保持者の設楽...

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