4○年1組 3番 川○浩
11月7日と8日で、色んな家族でキャンプに行きました。
そこでぼくは、上手じゃないけど、フェザースティックをぼくよりも年下の小学4年生の子供に教えてあげました。
そいつはそもそもやる気がないのか、ぼくがキライなのか知らないけど、ぜんぜん言うことを聞いてくれませんでした。
ぼくはムカついたので、明日の帰りの会で先生に言い付けてやろうと思いましたが、ぼくはアイツのお母さんさんが悲しむといけないのでガマンしました。
出来上がりはただのトゲのかたまりで、すっごいブサイクでした。
今まで見た中でもぶっちぎりの下手くそなので『図工のセイセキ悪いんだろうなぁ』って思いました。
だけどアイツのフェザースティックで火がついた時、なんだかとっても悔しくなり、ちょっとだけ泣きそうになりました。
そのあと、アイツはぼくのナイフでずうっと木をけずり続けてて「何作ってるの?」って聞いても教えてもらえず、『どうせ完成もできないくだらない物でも作ってるんだろうな』って思っていました。
でも出来上がったのが剣でした。
とてもカッコ良くて、ぼくも欲しくなりました。
どうやら必死に「ニチリン刀」って言う刀を作っていたみたいです。
ぼくはすっかり感心して「良くできたね!」って頭を撫でようとしたら「さわるな!」ってぎゃくにおこられました。
やっぱりぼくの事がキライなのか、ウイルス対策がしっかりした子なんだなぁって思いました。
帰り道に埋めてやろうか思いましたが、シャベルがなかったのでまっすぐ帰りました。
またみんなでキャンプに行きたいと思いました。