また、なんか作ってる。。。
以前、日常の生活の中で、何か不便があっても、それを手作りして補おうなどとは考えなかった。
修理程度は、嫌々やったことはあったけれど、やはり面倒で、出来ればお金で解決したいと思っていた。
では何故、キャンプ用品に関しては、こんなにワクワク手作りしたくなるのだろうか?
ゆっくりと休日を過ごしながら、考えてみた。
そうか。。。
簡単な事だった。
キャンプ自体が、面倒や不便を楽しむ行為だからだ。
わざわざ不便な場所に出向いて、面倒なテント設営、虫に刺され、重労働な薪作り、あれやこれやの燃料を駆使して灯りを灯し、エアコンの無い蒸し蒸しとした夜を過ごす。トイレに行くにもヘッドライトは欠かせない。
小さなまな板で腰を屈めて刻んだ食材を、火力が上がらなかったり、逆に燃え盛る火勢をなだめつつ、調理する。
全てが面倒の塊なのです。
そこにわざわざ出向く、いや、行きたくて仕方がなくなる。楽しくて仕方が無い。
そんな、面倒を、楽しむ癖が、キャンプでは芽生えるのだ。
だから、道具も手作りして、その面倒を、楽しみたくなるのだ。
キャンプは、現代人に欠けている何かを、思い出させてくれる、そして、身体を動かす事で、疲れを癒してくれる、自然が与えてくれた、小さな病院なのかも知れない。