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酒と男と男と酒とさんの投稿

王様の名を冠したkingcampのタープです。
属性はロイヤルで特Aアビリティとして「張りぼての王」が発動します。
留め輪もテープも多くて、某タープのように様々な張り方に対応します。
割引込みで3380円でした。
そりゃ、値段なりな所もあります。つうか、値段なりです。
他の高級タープが綺麗なお姉さんのストッキングだとしたら、こっちはBBA(bestbeautifulactress)のストッキングですわ。
でも、綺麗なお姉さんは気い使いますよね。
焚き火の火の粉でも飛んで火傷でもさせちゃったら治療費どころか慰謝料まで取られかねません。
そんなときBBA(bestbeautifulactress)なら、つば付けとけば問題なし!
で終わりますもんね。
しかし、王様なら普通、綺麗なお姉さんはべらすと思いますよね。
kingcampのキングは偉ぶった王様では無く、良政を敷き民からも慕われるタイプのキングなんです。
家臣や貴族にも贅沢をさせず国民からの信頼も厚いキングの国はとても豊かでした。
しかし、その豊かさ故に常に隣国から侵略戦争を仕掛けられていました。
国民の豊かさを優先して軍事国防を後回しにしていたため、敗戦続き。
隣国に侵略されるのは時間の問題でした。
しかし隣国の指導者もキングの人望は理解しており処刑しても王の座を奪っても国民の反乱は免れないだろうと考え、キングに和解を持ちかけます。
しかし、和解とは名ばかりの植民地化宣告でした。
キングにとって何より耐えられないのは国民が戦争で命を落とすこと。
隣国の傀儡となることでこれ以上、死人が出ないのであればキングに選択の余地はありませんでした。
こうして、キングは張りぼての王となったのです。
この世に戦争が無ければ、争いで死ぬ人も残されて悲しむ人も減る。国防軍事の費用を国を豊かにすることに使い、一部の人で富と権力を独り占めしようと思わなければ、差別や格差も減っていくはず。
すべての人が安心して平和に暮らせる世の中になりますように。
kingcampの社名にはそんな願いが込められてそうです。
晴れた日に、このタープに入ると僕は
張りぼての王に与えられた
偽りの平和に嘆きながら
流れそうになる涙を
太陽を見て強く目をつむり耐えるのです。
雨の日に、このタープに入ると僕は
張りぼての王なりに
雨粒から守ってくださる姿に
雨にまぎれて涙を流すのです。
これ、映画化したら主題歌はチャットモンチーの「世界が終わる夜に」でお願いします。

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