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Knock on woodさんの投稿

ブッシュキャンプ

まだブッシュクラフトという呼び名も多分なかった時代

1995年 オーストラリア横断自転車旅していた。現地でアウドドア好きのおっちゃんに出会った。

アドベンチャーツアーを初めて、間もないで客を探していた。

「タダでいいから参加しないか?」
「その代わり日本でこのツアーの事を宣伝してくれ!」

自転車ツーリング中なんで無理ですと答えると「ノープロブレム!」
と車を指す。

車はランクルでいかにもアウトドアの道具満載の車。確かに。自転車も積めるな…

「じゃあ、今から行こう!」
「今から?」 「他の参加者は?」
と聞くとお前一人だと言う

怪しい、怪しすぎる。このまま、
車で山奥まで連れて行かれても助けも
呼べない。

おっちゃんはどこかに電話をしている。家族がいるみたいだ。

そのころ英語もろくにできなかったけど、その会話を聞いていると直感的に
大丈夫かなと思った…。

おっちゃんを信じて
ついていった。

そして、おっちゃんのホームの牧場でキャンプすることになった。

オージービーフを焚き木で焼き、
ビリーティーという紅茶はバケツ
みたいな鍋で茶葉ごと煮炊き
それをぶん回し、遠心力で茶葉を
沈めてから飲んだ。

何もかもがカルチャーショックでおっちゃんのやることすべてがワイルドでカッコよかった。

寝床はタープの下に広げたテントと
寝袋を合体させたような帆布でできた
寝具 。

確かスワングというメーカーだった。
寝ながらみた夜空がキレイだった。

野生のコアラを見に行ったり、
オンボロジムニーで牧場の羊を
追いかけたり、素晴らしい経験を
させてもらった。

これが私のキャンプの原風景。
Wild camping in Australia '95

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